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障害をもった子供がいる・性教育に悩んでいる親に読んで欲しい本

脳性まひの子☆オススメ本☆書評

ある本を読んでおすすめ本にあり、偶然的に読んだ本でした。

 

衝撃的なタイトルですが、

「こどもが障害をもってしまったら…この本を読んでおきたい」と思いました。

 

障害児への性に対しての話です。

3人の母として感じたこと・書評を書きます。

「セックス・ヘルパーの尋常ならざる情熱」書評

作者プロフィール

1981年 新潟県生まれ

東京大学文学部卒

2008年、風俗業界のあり方を変えたいと非営利組織・ホワイトハンズを設立

現在は、全国18都道府県でケアサービスを提供

本の概要

東京大学在学中に、性風俗産業に関わる人を取材して問題に気づく。

自らホストで働いたり、風俗に通ってみたりする。

そんな中で、「性の公共」を目指し

障害者への射精介助を行う「非営利組織・ホワイトハンズ」を設立する。

警察や行政とのバトルがありながら、奮闘する作者…

本から得られること

・障害者の性について

・性についての警察・行政の考え方や対応のしかた

・性の歴史

・障害者の親になったら、どのように対応したらいいのか

・前歴がないものを作る大変さ

本を読み終わって、変わった考え方

性についての考え方が、完全に変わりました。

 

自分の子に性教育をする上で、どんなことに気を付ければいいのかも勉強になります。

直接本に書いてあるわけではありませんが

障害をもった子でなくても、共通して参考になることが沢山ありました。

書評

まず最初にタイトルをみて、衝撃をうけました。

これ…どんな本だろう。読み進めていくと障害者性についての本。

 

前情報0で読みだした私は、正直目を背けそうになりました。

今まで触れることがなかった障害者の性について。

 

初めて触れる内容に、たじろいでしまいました。

 

ですが少し読んだところに

「セクシャル・リテラシー」を身に着けようと書いてありました。

※情報や知識をアタマで学ぶだけじゃなくて、カラダで理解した上で、主体的に活用できる能力

 

将来こどもに「セクシャル・リテラシー」を身につけてほしいと感じました

実際最後まで読んで、こどもに伝えるべきことが沢山ありました。

まだ一番上が5才なので早いですが…

印象に残った言葉たち

・性について「考えないこと」「見ないこと」「近寄らないこと」が最も安全だと考えている。

 ⇒様々なリスクを回避できない。

・性風俗に来る人の目的がわからない

 ⇒性的なもやもやはあるけど、自分が「何をしたいかわからない」男性が多い

・東大卒の人が、自分の目的の為に牛丼屋でアルバイトしてお金を貯める

 ⇒性的な事業という理由で助成金などがでないから

・行政や警察も、性については知識がないので判断できない

・行政には、責任者という概念がない

・障害者の性について、相談窓口はあるが解決策はない

・恋愛は共通目標がない曖昧なもの。結婚はこどもを育てたり幸せな家庭を築くという明確な目標がある。

・不特定多数の人にモテる恋愛がしたいのか、特定の人と思いやりのある信頼関係を続けられる結婚がしたいのか。

まとめ

本の内容がわかりやすく、よみやすさ抜群の本でした。

最初は、目をつぶりたくなる気持ちになりましたが

読み終えてみて、自分の知らない世界を知れた&性についての認識がかわりました。

 

まじで、この本に出会えてよかったです。

 

結構刺激的な本なので、興味のある方は読んでみてください(*’ω’*)

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